2024年1月20日

トレーニングで人財のやる気を引き出す10の方法

企業研修プログラムにおけるモチベーション向上

人財のモチベーションの維持がビジネスの成功や拡大に不可欠であることは周知の事実ですが、個人のやる気スイッチをオンにし続けることは簡単なことではありません。

どのようにすれば効果的に人財のモチベーションを維持できるようになるのでしょうか?今回は、人財のトレーニングを効果的に促し、パフォーマンスを向上させ、ビジネスゴールの達成へとつなげるための、シンプルで効果的なテクニックをご紹介します。

トレーニングで人財のやる気を引き出す10のヒントとテクニック:

1 - 学習の輪を広げる 

オンライン上で学習コミュニティを作り、受講者が気軽に質問できるオープンな環境を提供します。このようなコミュニティを活用することで、学習者同士で成功事例やビジネス上での実践経験を共有したり、進捗状況を話し合ったりして、互いにモチベーションを高め合えるようになります。 

また、人財のモチベーションを高める楽しい方法として「English lunch」などの受講者向けのイベントを開催するのも良いと思います。英語圏で人気のある料理を嗜みながら、「英語だけの会話」実践してみるのも面白いかもしれません。 

2 - シンプルに考える 

一歩ずつ進んでいけるよう受講者を常にモニタリングし、進捗を把握しておきます。受講者が現在取り組んでいるステージに焦点を当て、間近に迫った重要な学習マイルストーンをいち早く知らせることで受講者が無駄なプレッシャーを感じることなく、順調に進んでいると実感できるようになります。 

3 - サポートのネットワークを作る 

優秀な受講者(ハイパフォーマー)には、公認のメンターになってもらうことをおすすめします。メンター自身の成功体験を学習仲間と共有し、必要に応じてサポートを提供することで、周囲のモチベーションをより効果的に高められるようになります。 

また、チームのメンターや仲間からなるサポートのネットワークを構築することで、トレーニングの進捗に合わせ、個別のガイダンスや、Q&Aの機会を提供できるようになります。 

4 - 難題のクリア時に奨励賞を贈呈 

学習の過程で重要なマイルストーンに到達した際に奨励賞を贈呈することで、受講者の達成感を生み出し、次のマイルストーンへのモチベーションへとつなげられるようになります。 

学習のマイルストーンに到達したら小さなプレゼントを贈る、プログラム修了時にミニ卒業式を行って修了書を授与するなど、さまざまなアプローチを取り入れてみるのも良いかもしれません。 

5 - 定期的にリマインダーを送る 

定期的にトレーニングのリマインダーを送り、学習を順調に進められるようにサポートします。 

学習内容や進捗状況に応じて、メッセージの内容を調整すると効果的です。例えば、会話クラスに参加したことがない受講者には、参加によるメリットを伝えてみましょう。また、質問や疑問があれば、気軽に連絡するように促すとよいでしょう。 

6 - トレーニングを日常の業務や活動と連動させる 

トレーニングを人財の日常業務や目標と連動させることで、学習意欲を効果的に高められるようになります。 

例えば、現在の学習が今後の会議やイベントでどのように役立つかをイメージできるようにしてみましょう。 

7 - 進捗状況を把握する 

受講者のトレーニング進捗状況を把握することは、モチベーションを高めるうえでの重要な原動力となります。 

上司を巻き込み、定期的に面談を行うことをおすすめします。そうすることで、個々の進捗状況を正確把握し、次のトレーニングのマイルストーンの達成に向けて効果的に鼓舞できるようになります。 

8 – 企業の経営ビジョンとトレーニングを紐づける 

なぜ今行っているトレーニングが必要なのか、トレーニングを修了するとどういう人財になれるのかを経営ビジョンと照らし合わせて理解します。そうすることで、受身系な受講者を活性化することが可能になります。 

企業の役員の方にトレーニングの必要性を受講者へ行ってもらうとより効果的です。 

9 – 時にはペナルティも考慮する 

受講者がトレーニングの修了に集中するようにペナルティを取り入れることは、時に効果的ですが、やりすぎは禁物です。 

例えば、学習時間が短かったり、目標を達成できなかったりした場合に、部門長によるパフォーマンス評価を行うようにすることで、エンゲージメントを高められるきっかけづくりが可能になります。 

10 - 安心感を与える 

自主学習から、実践クラスへ飛び込むことに戸惑いを感じる学習者もいるかもしれません。 

安心感を与え、未知への挑戦に対する不安を和らげるようにしましょう。「初回のレッスン時には、とりあえず耳を傾けるだけでもOK」としてみても良いでしょう。まずはレッスンの形式や雰囲気に慣れてもらい、自信をもって参加できるように促しましょう。 

 

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