なぜ英語はイノベーション言語と言われるのか

英語は広く使われている言語で、世界経済フォーラムによると、世界で15億人が英語を話し、そのうち3億6千万人が英語を母国語としていると推定されています。この400年という期間で、ビジネスのグローバル化とともに、英語が世界中に広まり、国際機関の公用語になったことは決して偶然ではありません。 

かつてないほど多くの情報やアイデアが国境を越えて共有されるようになった今日、ビジネスにおいてもグローバル基準のベストプラクティスを常に把握しておく必要があり、そうした情報を取得するために英語は欠かせないアセットとなっています。言語が障壁となり、グローバルなイノベーションのチャンスを逃してしまうことは是非とも避けたいと思う人、多いのではないでしょうか。企業が英語力を向上させることで、ほんの数年前であれば手の届かなかった人財や専門知識を今では活用することができるような時代になっているのです。 

イノベーションを加速させる効果的なコミュニケーションとは？

よく検索するウェブサイトやInstagram、Tiktokを思い浮かべてみてください。どれほどの頻度で英語が出現していましたか？おそらくほとんどの方が英語に触れる機会が以前と比べ格段に多くなったと思われたのではないでしょうか？実際、インターネット上で多く訪問されているおよそ1000万件のウェブサイトの半数以上で、共通言語である英語が使われているそうです。インターネットが当たり前の生活をしているZ世代や我々の子供の世代になっていくと、無意識に英語で情報を手に入れているということを考えると、今の我々の世代もその流れに当たり前になる必要があるわけです。 

また、世界で最も影響力のあるIT企業も米国やヨーロッパ圏の企業が多く、一般的に使われているプログラミング言語のほとんどは英語をベースにしています。結果、英語力が低いと、どこの国の従業員であっても、各分野の重要なリソースにアクセスしづらくなってグローバルのチーム、他社、世界に遅れをとってしまうという危険性も出てきます。 

EF Corporate Learningの最近の調査では、急激なグローバル化と変化を遂げているビジネスの世界において、高い収益成長率を達成している企業は、競合他社よりも効果的にイノベーションを取り入れていることが明らかになりました。また、このような成果を収める企業の多くが、異文化間コミュニケーションのトレーニングプログラムを実施し、従業員のスキルアップを支援しています。EF Corporate Learningでは、こうした企業を「グローバル・フルーエンシー・リーダー（Global Fluency Leader）」と呼んでいます。 

これらのグローバル・フルーエンシー・リーダーは、多くの業績指標において競合他社を圧倒する成果を収めているだけでなく、研修プログラムを通じて従業員のエンゲージメントと定着率を高め、採用コストの削減という様々なエリアで成功事例を作り出しています。高い語学力と多様な文化的背景を理解する人財を確保すれば、新たな市場を開拓することも夢ではありません。さらに、高い語学力によってコミュニケーションのスピードと正確性が増し、業務効率の向上だけでなく、成果の早期達成やイノベーションの実現を見込めるようにもなります。 

イノベーションを加速させるためには、効果的なコミュニケーションを通じて互いに意見を交換し、グローバルかつ効率的に業務に取り組むことのできる横展開のチームワークを構築する必要があります。 

効果的なコミュニケーションが最重要課題であることや、英語力とイノベーションは密接な関係にあるとイノベーションの最前線で活躍する世界の急成長企業の多くが口を揃えて発言しているのも事実です。 

英語が使えることで世界中の従業員、個人、企業をつなぎ、イノベーションへの近道を発見することも容易になります。上記のような企業が言語の障壁を乗り越えられていなければ、おそらく今日までのスピードまで持って来られなかったのではないでしょうか。 

EF Corporate Learningでは、強力かつ持続的な収益成長の鍵は「最先端のテクノロジーとイノベーション、効果的なコミュニケーション、リーダーシップ、社員のモチベーション」にあると考え、最新のテクノロジーを活用して、パーソナライズされた没入感のある学びを提供し人財個々人および組織のChange-makersを創出する支援をします。スマート通知機能で学習者の学習目標達成を促したり、次世代の学習ツールを開発したりと、研究開発を積極的に行い誰もが最も効果的に学習できる環境の実現に向けグローバルのチームと連携し日々イノベーションを起こしています。