世界で活躍するグローバル企業の多くが人財に潜在能力を発揮させるための適切なスキル習得の機会提供において課題を感じています。
当該レポートでは、グローバルで活躍する企業の意思決定者1,000人以上を対象に、今のビジネスを成功させるために最も必要だと考えられているスキルは何か、これからの激的に変わるビジネスの体制を見据えた人財に対する学習戦略をどのように遂行するべきかを紹介いたします。
ポイント:
ビジネスの成功に最も必要なスキルは、「リーダーシップ」と「コミュニケーション」であること
回答者の63%が将来、スキルを持った人財採用がより困難になると回答
ハードスキルよりもソフトスキルの開発に多くの予算が割かれる見込み
コメント:
「業務をする上での『壁』を取り除くことで社員同士の協業のスピード・効率を上げられると信じています。弊社では現在、非日本人の比率が25%程度になっており、社内ミーティングに複数の国籍が混じるのがごく日常の光景となっています。
海外のチームを含む社内ミーティングではコミュニケーションを英語に統一することで、素早い相互理解を生むことが可能となり、他の海外チームへの共有やアナウンスが飛躍的に早くできるようになりました。
このようなソフトスキルレベルを向上させるには、社員個人のセルフラーニングではなく、組織全体でプロジェクト化し、環境を提供することで、社内のグローバル化を促進できると思います。」
日高 達生
楽天グループ株式会社
コーポレートカルチャーディビジョンエンプロイー・エンゲージメント部
ジェネラルマネジャー
楽天ピープル&カルチャー研究所 代表