ソリューションの実例

バイエル社事例:語学研修を通じて異文化理解を促進

EF Corporate Learning の支援領域

EF Corporate Learning はBayer AGとの提携により、新入社員やドイツ語のスキル向上を目指す既存の社員を対象とした、オンラインのドイツ語研修を提供。パートナーシップを通じて、デジタル化を進め、既存の語学プログラムを一新するとともに、より多様な研修ポートフォリオを提供することに力を入れています。

Bayer の事例研究 (EF Corporate Learning 提供)

より良い暮らしに向けてサイエンスを進化させる

Bayer AGは、世界87か国に拠点を構え、150年の歴史を誇り、ヘルスケアと農業関連の領域を中核事業とする世界有数のドイツのライフサイエンス企業であり、ヘルスケアや農業における卓越したノウハウや、革新的な製品の提供を通じて世界中の主要な課題の解決に貢献しています。

多言語に対応し、あらゆる研修ニーズに応えられる研修プロバイダーとの提携という素晴らしい機会に恵まれたことを大変嬉しく思っています

ayer AG、ラーニング&デベロップメント・エキスパート、Stefanie Hedwig 氏

課題

グローバル企業であるBayer AGは、ボーダーレスなコラボレーションやインパクトのある変革を成功させるには、語学力の向上が必須要素であることや、複数の国を渡り歩く従業員をサポートする必要性を強く認識していました。

デジタル化への関心が高まる中、Bayer AGは、シングルサインオンの提供や管理業務の簡素化によって研修プログラムの障壁を取り除き、より良いエンゲージメントを促すとともに、時代を先取りした企業として、社員の多様なニーズをカバーし、海外で働く従業員により良い生活を提供することを目指しました。

本事例では、語学学習と文化理解における密接な関係性や、従業員の成長をより効果的に促すために学習体験を充実させることの重要性について解説します。

Efekta teacher online language learning

語学研修で異文化理解を深める


インパクト

国際色豊かな従業員を多数抱えるBayer AGにとって、従業員とその家族が異文化への理解を深め、新たな環境に溶け込み、個人的にも業務にも最高のスタートを切ることができるように支援することは、極めて重要な取り組みの一つとなっています。

そこで、EF Corporate LearningとBayer AGのチームは、緊密な連携を図りながら、プログラムを全社的に展開するとともに、トレーニングの対象となる言語とその内容を従業員に周知させました。

Bayer AGの受講者は、一般的な語学レッスンに加え、組織の中核的な関心事に焦点を当てた以下のような特別クラスに参加することで多様なメリットが得られています。

Willkommen in Deutschland(ドイツへようこそ)は、トレンドから教育、キャリア、祭り、伝統に至るドイツ文化に関わるさまざまな事柄について学び、その本質を理解することを目的としたクラスです。

Biowissenschaft(生命科学)は、健康をはじめ、持続可能性、イノベーション、農業、医薬品等に焦点を当て、ヘルスケアと農業領域に関する理解を深めることを目的としたクラスです。

これら2つのトピックを通じて、従業員が互いの文化や言語をより深く理解し、より包括的で多様な職場を促進できるようになりました。

Bayer AGの参加者からは、「自分のペースでじっくり学べて、キャリアアップへとつなげられるプログラムを通じて、語学力を効率的に伸ばすことができた」、「研修プログラムを通じて、自分自身で成長に向けた道筋を描き、前進できるようになった」など、数々のポジティブな声が寄せられています。

学習者主導での開発

受講者が、EF Corporate Learning のオンラインのドイツ語研修プログラムと海外での新しい生活とのバランスを取りながら、自身の成長に向けた道筋を描き、前進できるようになった。

効果的なプログラムの提供

シングルサインオン (SSO)による容易なアクセスや管理作業の簡素化によりバリアフリーな学習体験を実現。

プロフェッショナルと個人の統合

社会をはじめビジネスや文化のエッセンスを取り入れたプログラムを通じて、新たな生活や仕事に真に溶け込むことが可能。