EF Corporate Learningは、ルワンダ開発局およびマスターカード財団との3社間パートナーシップを通じて、ルワンダの観光・ホスピタリティ業界に従事する3万人の若者のスキルアップを支援し、未来のチェンジメーカーを創出することを目的とした、英語&コミュニケーションおよびホスピタリティスキル研修を設計・提供しました。
ソリューションの実例
Rwanda | 英語&コミュニケーションおよびホスピタリティスキル研修を設計・提供しました。
EF Corporate Learningの支援領域
ソリューションの実例
EF Corporate Learningの支援領域
EF Corporate Learningは、ルワンダ開発局およびマスターカード財団との3社間パートナーシップを通じて、ルワンダの観光・ホスピタリティ業界に従事する3万人の若者のスキルアップを支援し、未来のチェンジメーカーを創出することを目的とした、英語&コミュニケーションおよびホスピタリティスキル研修を設計・提供しました。
公用語をフランス語から英語に
ルワンダ共和国では、さらなる発展と革新および国際協力の推進を目的に、2008年に国語をフランス語から英語に変更して以来、英語能力とコミュニケーション能力の向上が喫緊の課題になっており、同国の「Vision 2050」の実現に向けた大きなマイルストーンとなっています。
人財開発は、ルワンダの「ビジョン2050」の柱となる取り組みです。若年層の働き手のスキルアップは、サービス産業のみならず、その他の経済領域のサービス提供レベル向上にも大きく寄与すると考えています。
観光・ホスピタリティ部門は、ルワンダ共和国のビジョン2050における重要な柱であり、雇用創出において重要な役割を果たすとともに、外貨獲得量においても上位を占めています。
ルワンダ共和国では、観光地として、世界クラスのサービスの提供を目指しており、その実現において言語スキルの格差の解消が重要課題となっていたことから、雇用適正スキルを向上させ、キャリアの機会を増やし、セクター全体を活性化させることを目的とした研修プログラムを実施しました。
本事例では、ルワンダ共和国において、英語力の向上がビジョン2050の達成にどのようなインパクトを与えているかを解説します。
語学学習を通じて国家を支援
ルワンダの観光・ホスピタリティ分野における英語能力の向上が急務となっていることから、EF Corporate Learningでは、12か月の期間で1EFレベルをマスターするという標準的な目標の代わりに、3つのEFレベルをマスターし、CEFERの初心者レベルから、B2レベル(中上級レベル)に到達という大胆な目標を設定しました。
そして、参加者のほとんどが、12か月のプログラムを通じて、平均70時間以上の学習時間を費やし、123,546回に及ぶ英語レッスンを修了したことにより、この目標を達成できました。
教師主導のクラスでは、11,000回以上のグローバル間で行われるグループレッスンやプライベートレッスン、21,000回以上のライティングタスクをこなすことで、スピーキングとライティングスキルが大幅に向上し、受講者の大きな自信につながっています。
研修プログラムの一部にあるビジネスと業界コースでは、学習者がより広い経済圏でのサービス提供レベルに達するための重要で応用可能かつ雇用適正スキルを高めることに重点をおいています。
また、ルワンダ旅行コースでは、ルワンダ共和国の魅力と独自性に関する知識を強化し、40,000時間以上の学習時間と6,500以上のコース修了を達成することで、旅行先としてのルワンダの魅力をさらに掘り下げられる内容となっています。
高い満足度
受講者からは、「観光やホスピタリティに関わるさまざまな役割や組織での仕事に自信が持てるようになった」「収入が増えた」「英語のコミュニケーション能力が向上した」など、具体的な成果に関する声が多数寄せられている。
期待以上の成果
学習者の熱心かつ協力的な姿勢によって、ルワンダ共和国のビジョン2050の達成を見据えての、英語能力の大幅な向上という野心的な目標が達成された。
サービス業を超えた成果
シニアリーダーは、若年層の働き手のスキルアップがもたらす経済効果がサービス業にだけにとどまらないと受け入れ、組織の賛同を得てより多様な学習者を受け入れるようになった。
EF Corporate Learningは、カスタムメイドのプログラムを包括的に提供するラーニングプロバイダーとして評価を得ており、これまでに大手多国籍企業をはじめ、政府、公共事業・慈善団体に至るまでの3,000以上の組織支援の実績を持っています。
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