Unilever | ユニリーバ社事例：英語能力を呼び覚ます

1885年設立以来、世界68カ所に155,000人以上の従業員を擁するUnileverにとって、国境を越えた効果的なコミュニケーションは重要なビジネスニーズとなっています。

Unileverは、プロフェッショナルとして成長し続けるために必要なスキルが大きく変化しており、従業員が国際的なプロジェクトに参加し、コミュニケーションギャップを埋め、グローバルにキャリアアップを果たすためには、第二言語として英語を流暢に扱えることが必須であることを実感していたことから、採用プロセスを改善し、英語能力を重要な要件に加えたいと考えていました。

そこで同社は、従業員がキャリアを積みながら簡単にスキルアップを叶え、即戦力となれるような、柔軟で導入しやすいオーダーメイドのオンライン語学研修ソリューションを探し求めることとなりました。

本事例では、組織全体の英語能力の向上が、どのように具体的なビジネス成果へと結びついたかを解説します。

従来の対面式学習は今でも根強い人気がありますが、デジタル化が進む中、学習習慣は大きく変化しています。トレーニングにアクセスできないために、仕事で不利益を被る人財も存在することから、ユニリーバ社はこの問題の解決に積極的に取り組んでいます。

そこで同社は、柔軟性が高く導入が容易な、カスタムメイドのオンラインの英語研修プログラムを導入し、81％もの導入率を達成。現在は、中南米地域の約400人の従業員が年間を通してこの学習プラットフォームを利用しています。

例えばコロンビアでは、12か月間で登録者数が20人未満から140人以上へと増加し、キャリアアップにおける英語能力の重要性がますます高まり、デジタル学習へのシフトが進んでいることが見て取れます。

また、海外からの訪問者とのミーティングや研修を、現地のオフィスで英語で行い、従業員が意欲的に参加するなど、目に見える成果も現れています。